ナビゲーションスキップメニュー

予防接種

定期予防接種の種類が増えたことにより、接種スケジュールが過密になって、必要なワクチンを接種する機会を逃してしまうことがあるため、平成26年4月1日から同一ワクチンの接種間隔が緩和されることとなりました。各予防接種の対象年齢内であれば定期予防接種として無料で接種可能です

 

【接種方法】個別接種

【接種場所】指定医療機関

種類 対象年齢 回数と間隔 標準的な
接種時期
ヒブワクチン 開始時期により異なる 生後2ヵ月~60ヵ月に至るまでの間にある者 1)開始が生後2ヵ月~7ヵ月に至るまでの間にある者 初回3回(生後12ヵ月までに完了:27日以上の間隔をおいて) ・生後2ヵ月~生後7ヵ月に至るまでの期間

・追加接種については、初回接種終了後7ヵ月~13ヵ月までの間隔をおいて

(標準的な接種間隔:
・初回:27日以上56日までの間隔をおいて
・追加:初回接種終了後7ヵ月以上13ヵ月までの間隔をおいて)
追加1回(初回3回目終了後から7ヵ月以上の間隔をおいて)
2)開始が生後7ヵ月に至った日の翌日~12ヵ月に至るまでの間にある者 初回2回(生後12ヵ月までに完了:27日以上の間隔をおいて)
追加1回(初回2回目終了後から7ヵ月以上の間隔をおいて)
3)開始が生後12ヵ月に至った日の翌日~60ヵ月に至るまでの間にある者 1回
小児用肺炎球菌
ワクチン
開始時期により異なる 生後2ヵ月~60ヵ月に至るまでの間にある者 1)開始が生後2ヵ月~7ヵ月に至るまでの間にある者 初回3回(生後24ヵ月までに完了:27日以上の間隔をおいて)
・生後2ヵ月以上~生後7ヵ月に至るまでの期間


・追加接種については、生後12ヵ月~生後15ヵ月に至るまでの期間
追加1回(初回3回目終了後から60日以上おいて:ただし生後12ヵ月以降)
2)開始が生後7ヵ月に至った日の翌日~12ヵ月に至るまでの間にある者 初回2回(生後24ヵ月までに完了:27日以上の間隔をおいて)
追加1回(初回2回目終了後から60日以上おいて:ただし生後12ヵ月以降)
3)開始が生後12ヵ月に至った日の翌日~24ヵ月に至るまでの間にある者 2回(60日以上の間隔をおいて)
4)開始が生後24ヵ月に至った日の翌日~60ヵ月に至るまでの間にある者 1回
四種混合
(DPT-IPV)
・ジフテリア
・百日せき
・破傷風
・不活化ポリオ


生後2ヵ月~90ヵ月に至るまでの間にある者 3回(20日以上の間隔をおいて) 生後2ヵ月に達した時から生後12ヵ月に達するまでの期間
(標準的な接種間隔:20日~56日までの間隔をおいて)

1回(初回3回目終了後から6ヵ月以上の間隔をおいて) 初回接種終了後12ヵ月に達した時から18ヵ月に達するまでの期間

五種混合

(DPT-IPV-Hib)

・ジフテリア

・百日せき

・破傷風

・不活化ポリオ

・ヒブ

(※1)

1

生後2ヵ月~

90ヵ月に至るまでの間にある者

3回(20日以上の間隔をおいて)

生後2ヶ月から生後7ヵ月に至るまでに開始する

(標準的な接種間隔:20日~56日までの間隔をおいて)

1回(初回3回目終了後から6ヵ月以上の間隔をおいて) 初回接種終了後6ヵ月に達した時から18ヵ月に達するまでの期間
BCG - 生後1歳に至るまでの間にある者 1回 生後5ヵ月に達した時から生後8ヵ月に達するまでの期間
麻しん・ 風しん
(MR)
1期 1歳~2歳に至るまでの間にある者 1回  
2期 小学校就学前の1年間にある者 1回  
水痘 初回 生後12ヵ月から36ヵ月に至るまでの間にある者 1回 生後12ヵ月から生後15ヵ月に至るまでの期間
追加 1回(初回1回目終了後から3ヵ月以上の間隔をおいて) 初回接種終了後6ヵ月から12ヵ月に至るまでの間隔をおいて1回
B型肝炎 1回目 1歳に至るまでの間にある者 1回 生後2ヵ月に達した時から生後9ヵ月に達するまでの期間
2回目 1回(1回目から27日以上の間隔をおいて)
3回目 1回(1回目から139日以上の間隔をおいて)

ロタウイルス

(※2)

- 生後6週から生後24週までの間にある者

1)ロタリックス®(経口弱毒生ヒトロタウイルスワクチン)

 

2回(27日以上の間隔をおいて)

 

初回接種は生後2月から14週6日まで
生後6週から生後32週までの間にある者

2)ロタテック®(5価経口弱毒生ロタウイルスワクチン)

 

3回(27日以上の間隔をおいて)

 

日本脳炎
(※3)
1

生後6ヵ月~90ヵ月に至るまでの間にある者 2回(6日以上の間隔をおいて) 3歳に達した時から4歳に達するまでの期間
(標準的な接種間隔:6日以上28日までの間隔をおいて)

1回(初回2回目終了後から6ヵ月以上の間隔をおいて) 4歳に達した時から5歳に達するまでの期間
(標準的な接種間隔:初回2回目終了後からおおむね1年の間隔をおいて)
2期 9歳以上13歳未満の者 1回 9歳に達した時から10歳に達するまでの期間
二種混合(DT)
・ジフテリア
・破傷風
2期 11歳以上13歳未満の者 1回 11歳に達した時から12歳に達するまでの期間
不活化ポリオ
(単独)
1

生後3ヵ月~90ヵ月に至るまでの間にある者 3回(20日以上の間隔をおいて) 生後3ヵ月に達した時から生後12ヵ月に達するまでの期間

1回 (初回3回目終了後から6ヵ月以上の間隔をおいて) 初回接種終了後12ヵ月に達した時から18ヵ月に達するまでの期間
子宮頸がん予防
(※4)
- 小6~高1相当の女子

1)サーバリックス®(組換え沈降2価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン)

 

2回目:1回目の接種から1ヵ月以上の間隔をおいて

  3回目:1回目の接種から5ヵ月以上、かつ2回目の注射から2.5ヵ月以上の間隔をおいて

13歳となる日の属する年度の初日から当該年度末までの期間(中学1年生の間)

1)サーバリックス®
1ヵ月の間隔をおいて2回行った後、初回1回目の接種から6ヵ月の間隔をおいて1回


2)ガーダシル®
2ヵ月の間隔をおいて2回行った後、初回1回目から6ヵ月の間隔をおいて1回

 

3)シルガード®9

(1)1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合:

6か月の間隔をおいて2回

(2)1回目の接種を15歳になってから受ける場合:

2か月の間隔をおいて2回行った後、初回1回目から6か月の間隔をおいて1回

2)ガーダシル®(組換え沈降4価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン
  2回目:1回目の接種から1ヵ月以上の間隔をおいて
  3回目:2回目の接種から3ヵ月以上の間隔をおいて

3)シルガード®9(組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン)

 

(1)1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合:2回接種

             2回目:1回目の接種から5か月以上の間隔をおいて

 

(2)1回目の接種を15歳になってから受ける場合:3回接種

             2回目:1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて

             3回目:2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて

【標準的な接種時期とは】

標準的な接種時期とはその病気にかかりやすい時期を考慮した接種期間のことであり、可能な限り、その時期で接種 することが望ましいとされています。ただし標準的な接種時期で受けることができなくても、対象年齢の範囲内であれば 定期接種(無料)で受けることができます。

※1 五種混合ワクチンの予防接種の定期接種開始について

令和6年4月から、予防接種法の改正により、五種混合ワクチンが定期予防接種(無料)になります。

五種混合ワクチンとは、従来の四種混合ワクチンにヒブワクチンを加えたものです。これまで四種混合とヒブワクチンを接種する場合、計8回の接種が必要でしたが、五種混合ワクチンは、計4回の接種となります。

 

※既に四種混合ワクチンとヒブワクチン接種を開始されている場合、原則、五種混合ワクチン接種はできませんのでご注意ください。

※2 日本脳炎の予防接種について

  • 平成17年度から平成21年度までの接種の積極的勧奨の差し控えにより、予防接種を受ける機会を逸した次の方は、定期接種として、不足分を接種できます。不足している回数によって、接種回数と間隔が異なりますので、健康推進課もしくは医療機関にご確認ください。

特例対象者

平成16年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた方 ※20歳未満(20歳の誕生日の前日まで)

 

※3 子宮頸がん予防ワクチンについて

子宮頸がん予防ワクチンは、子宮頸がんの原因となりやすいウイルスに対する免疫をつくりますが、すべての発がん性ウイルスの感染を防ぐものではありません。また、接種前に発症している子宮頸がんや全がん病変の進行をHPVワクチンによって遅らせたり治すことはできません。
子宮頸がんをより確実に予防するため、ワクチンを接種した後、定期的に子宮頸がん検診が大切です。
20歳になったら、2年に1度は子宮頸がん検診を受けましょう。

◎子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の積極的勧奨の再開について

HPVワクチンは、平成25年から積極的な接種勧奨を差し控えておりましたが、ワクチンの有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから積極的勧奨を再開することとなりました。

接種を希望される場合は、厚生労働省のホームページ等をご覧になり、ワクチンの有効性とリスクを理解した上で、予防接種を受けられるようおすすめいたします。

 

 

◎子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)のキャッチアップ接種について ※令和7年3月31日で終了となります。

積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方に接種の機会を提供する『キャッチアップ接種』が令和4年度より開始となりました。

対象者には令和4年度に予診票を送付しております。予診票がお手元にない方や令和4年度以降に転入し接種を希望される方はご連絡ください。

 

※令和6年5月中に3回接種が完了していない対象者へ個別通知を予定しております。

対象者 次の2つを満たす方が対象となります

(1)黒石市民で平成9年4月2日から平成20年4月1日までの間に生まれた女性

(2)過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない方

 

実施期間 

令和4年4月1日から令和7年3月31日(3年間)

 

◎子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の接種費用を払い戻します

積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方で、自費で接種(任意接種)した方に対して、接種費用を払い戻します。

対象者 次の2つを満たす方が対象となります

(1)平成9年4月2日から平成17年4月1日生まれの女性で、令和4年4月1日時点で黒石市民である方

(2)令和4年3月31日以前に定期接種3回が完了しておらず、定期の年齢(小6~高1相当)を過ぎて自費でHPVワクチン(4価ガーダシルか2価サーバリックス)を接種した方

 

申請期間

令和7年3月31日まで

 

申請時に必要なもの

(1)被接種者の氏名・住所・生年月日が確認できる書類(申請者と被接種者が異なる場合は双方のもの)

(2)振込希望先金融機関の通帳又はキャッシュカード

(3)接種費用の支払いを証明する書類(領収書など)

(4)接種記録が確認できる書類(母子健康手帳の写しや接種済証など)

 

※必ずお読みください

 

受診に必要なもの、ワクチンの接種間隔

(1)受診に必要なもの

  • 母子手帳
  • 予診票

(2)ワクチンの接種間隔について 

生ワクチンとは、生きた病原体の毒性を症状が出ないように極力抑えて、弱めてつくったものです。1回接種でも極めて充分な免疫ができ、長期間続くのが特徴です。

不活化ワクチンとは、毒性の強い病原体を完全になくしてつくったものです。生ワクチンと違い免疫の持続期間が短いため、数回の接種が必要です。

注射生ワクチン

  • BCG・麻しん・風しん(MR)・水痘など

経口生ワクチン

  • ロタウイルス

不活化ワクチン

  • ポリオ、五種混合、四種混合、三種混合、二種混合(DT)、日本脳炎、ヒブ、小児用肺炎球菌、B型肝炎、インフルエンザ、子宮頸がん、高齢者の肺炎球菌感染症など

 

※接種間隔の変更について

令和2年10月1日から、異なるワクチン間の接種間隔が変更することとなりました。今後は注射の生ワクチン間のみ接種してから27日以上あけることとし、その他のワクチンについては制限がなくなりました。

ただし、同一ワクチンを複数回数接種する際の接種間隔の制限は従来どおりとなりますのでご注意ください。

 

※対象年齢の考え方

接種する予防接種の対象年齢が

  • 「・・・に至るまでの間にある者」の場合:誕生日の前日までが定期接種となります。
  • 「・・・未満」の場合:誕生日の前日までが定期接種となります。

 

個別接種の指定医療機関

医療機関で実施できる予防接種は●印です。指定医療機関以外での接種を希望される方は担当課へご連絡ください。

指定医療機関

黒石病院
はなぞの小児科クリニック
山谷胃腸科内科                    
健生黒石診療所
こみせ通りクリニック

こどもインフルエンザ

平成29年10月1日より、こどものインフルエンザ予防接種費用の一部を助成しています。

【対象者】

予防接種を受ける日において生後6か月以上の未就学児

【接種期間】

令和6年10月1日~令和7年1月31日

※ 医療機関へ事前に連絡し、接種日等を相談してください。

 

詳しくは、次の資料をご覧ください。

四種混合ワクチンの一部ロットの自主回収について

一般財団法人阪大微生物病研究会より、令和元年6月、4種混合ワクチンの一部ロットの製品について、有効成分の1つである不活化ポリオウイルス3型のD抗原量が有効期間内に承認規格を下回ったことから、当該ロットの製品を自主回収するとの発表がありました。

<当該ロット製品>

製造番号 製造年月日 有効期限
4K23 4K23A 2017年3月9日 2019年6月8日
4K23B 2017年3月10日 2019年6月9日
4K23C 2017年3月11日 2019年6月10日
4K24 4K24A 2017年5月10日 2019年8月9日
4K24B 2017年5月11日 2019年8月9日
4K24C 2017年5月12日 2019年8月11日

・当該ロット製品の安全性、有効性について

  • 現時点で安全性に影響があったという報告はありません。
  • 臨床試験において、このロット製品と同等の有効成分量を持つワクチンを使用した場合でも十分な抗体を獲得したという結果が得られています。

・抗体価測定について

当該ロット製品を接種された方で、有効性に不安を感じ、抗体価測定を希望される場合は、このロットのワクチンを接種した医療機関へ相談してください。
なお、検査結果の評価ならびに定期接種スケジュールへの影響を回避するため、4種混合ワクチンの4回接種完了後4週以降に抗体検査を実施されることをお勧めします。

・不活化ポリオワクチンの追加接種について

前述の抗体検査の結果、ポリオの追加免疫が必要と判断され、不活化ポリオワクチンによる予防接種が実施された場合には、定期接種と同様、予防接種法による健康被害救済制度が適用されます。そのため、追加接種を実施の際は、下記担当までご連絡ください。
※抗体価測定およびワクチンの追加接種は無料となります。

 

 

この記事への お問い合わせ
健康推進課 新型コロナウイルス感染症対策・予防医療係
電話番号:0172-52-2111(内線:251,252)