市の紹介
黒石はこんなまちです。~ 水清く 人情のあつい あずましの里 ~
松の湯交流館 |
造り酒屋 |
黒石は青森県のほぼ中央部に位置し、豊かな自然と豊富な温泉に恵まれ、味の良い「黒石米」と「黒石りんご」の産地として知られる古くからの城下町です。また、交通アクセスが良いという強みを生かし、「田園観光産業都市」を目指して国内外からの観光客を積極的に呼び込んでいます。
市街地にある「中町こみせ通り」は「こみせ(雪国独特の雨や雪を防ぐ木造アーケード)」が連なる町並みが、藩政時代の面影を残した貴重なものとして国の重要伝統的建造物群保存地区や「日本の道百選」に選定されています。
国の重要文化財に指定されている「高橋家住宅」を中心に、藩政時代からの造り酒屋も軒を連ね、良質な米と清らかな水から作られる地酒は、県内外で高い評価を受けています。
高橋家住宅 |
中町こみせ通り |
屋根から突き出る松の木が印象的な「松の湯交流館」は、まちなか散策の休憩・案内所として誰でも気軽に利用することができます。貸しスペースでは、妊婦さんや産婦さんのためのデイケアサービス事業「ポムハウス」が定期的に開催され、子育て世代の方々の交流の場としても活用されています。
江戸末期から近代にかけて津軽地方で作庭された大石武学流庭園「金平成園」、憩いの場「かぐじ広場」など趣のある歴史や文化を体感できる場所がたくさんあり、外国人観光客など多くの方々が訪れています。まちなかを満喫できる“こみせ観光ボランティアガイド”や“黒石まち歩きツアー”が人気です。
こみせ観光ボランティアガイド |
かぐじ広場 |
四季の彩り、心も躍動。
黒石ねぷた祭り「黒石ねぷた祭り」は青森県の重要無形民俗文化財に指定された火祭りです。合同運行では各町内会の子供たちを中心とした50台以上の扇ねぷた・人形ねぷたが出陣し、街は「ヤーレヤーレヤー」の掛け声と正調ねぷた囃子による熱気にあふれます。 |
黒石よされ「黒石よされ」は元々男女の恋の掛け合い唄であったと言われ、日本三大流し踊りの一つとされています。2日間行われる流し踊りは約2,000人の踊り手により華やかに繰り広げられ、時折円を描く廻り踊りはどなたでも自由に飛び入り参加が可能です。 |
大川原の火流し「大川原の火流し」は南北朝時代の戦いに敗れた信濃の豪族の子孫が大川原に落ちのび、約600年前に始めた精霊流しが起源とされています。アシガヤで編み上げた舟3隻に火をつけ、若者が数百メートルに渡り中野川を勇敢に下ります。現在は燃え方から翌年の稲の豊凶を占い、無病息災を祈る祭りとなっています。 |
イベントスケジュール
個性的で魅力あふれるお祭りやイベントが毎月のように開催されています。
1月のイベント
こけし初挽き
2月のイベント
津軽くろいしみんなの雪だるま 私の雪だるまコンテスト、旧正マッコ市、全日本ずぐり回し選手権、黒石じょんから宵酔酒まつり
4月のイベント
黒石さくらまつり、本場津軽民謡全国大会
5月のイベント
カタクリの小径公開、黒石緑化まつり
6月のイベント
こでんてんinこみせ
7月のイベント
横町納涼夜店まつり、クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ、丑湯まつり、「津軽は、夏へ。」出陣祭、浅瀬石川ダム ダム湖ふれあいデー、黒石ねぷた祭り(7月30日、8月2日 合同運行)
8月のイベント
黒石よされ、大川原の火流し、浅瀬石川灯籠流し、虹の湖ROCKFESTIVAL
9月のイベント
黒石こみせまつり、りんご研究所参観デー
10月のイベント
中野もみじ山ライトアップ、全国伝統こけしエ人フェスティバル
11月のイベント
黒石りんごまつり
黒石さくらまつり |
ダム湖ふれあいデー(浅瀬石川ダム) |
中野もみじ山(ライトアップ) |
クラシックカークラブ
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全日本ずぐり回し選手権 |
こでんてんinこみせ |
里山暮らし、スローな生活。
黒石観光りんご園 |
りんご狩り体験 |
市中心部から車で15分ほど行くと、緩やかな山やりんご畑に囲まれた里山風景が広がります。黒石は八甲田連峰の伏流水が豊富でおいしい水の街としても知られ、中山間部には多くの集落があり、里山暮らしも可能です。
岩木山と津軽平野を一望できる「黒石観光りんご園」では、毎年秋に風味豊かで新鮮なりんごを直接もぎとり、味わうことができます。2014年9月には天皇皇后両陛下が行幸啓でご訪問され、りんご狩りを楽しまれました。
市内の水田は青森県が誇るブランド米「青天の霹靂」をはじめ、2018年11月1日に復活を果たした寿司専米「ムツニシキ」が黒石米として栽培されています。
近年、異常気象による自然災害は増加傾向にありますが、黒石一帯は地盤が強固であり、ダムや砂防施設等の整備によって過去約40年に渡り大きな水害等はなく、安心して暮らすことのできる土地柄となっています。
自然を満喫し、体感する。
中野もみじ山市中心部から車で八甲田方面に20分ほど移動すると、“小嵐山”と称される「中野もみじ山」があります。色とりどりの紅葉は不動の滝と渓流に映え、あざやかな世界を展開しています。また、色づきが最も華やかになる時期には、夜間のライトアップが行われ、昼間とは全く異なる妖艶で幻想的な木々の姿に、思わず時間も忘れて見入ってしまいます。 |
黒森山「浄仙寺」黒森山「浄仙寺」は森に囲まれた静かな場所にあり、境内にある喫茶店では挽き立てのコーヒーを味わうことができます。文学の森としても親しまれ、多くの歌碑が立っており、泉水の名所と知られています。 |
雷山カタクリの群生人知れずひっそりと山の中で咲いている“雷山カタクリ’'の群生ですが、その規模は日本有数と言われています。花の見頃期間(4月下旬から5月上旬)には一般公開されており、浅瀬石川ダムにある虹の湖公園から専用のシャトルバスが運行されています。 |
伝統を継承、体験する。
市街地から車で20分ほどのところにあり、古くから湯治場として栄えてきた温湯温泉は「津軽系伝統こけし」の発祥の地として知られています。
津軽伝承工芸館「津軽伝承工芸館」は津軽の伝統的な文化を見て、触れて、体験できる地域の観光拠点です。青森県を代表する伝統工芸“津軽塗”や陶芸の体験などができるほか、黒石名物“黒石やきそば”などが食べられるレストランも併設されています。 |
津軽こけし館「津軽こけし館」では、こけしエ人によるこけし製作の実演や絵付け体験、全国伝統こけし工人フェスティバルを始めとした様々なイベントが開催されています。近年、こけしにハマる女子“こけ女”を中心に、こけし人気は急上昇中です。 |
数々の温泉、湯を極める。
温湯温泉郷 |
黒石温泉郷 |
昭和33年に県立自然公園に指定された「黒石温泉郷」は「温湯」「落合」「板留」「青荷」の4つの温泉郷があり、古くから湯治場として栄えてきました。市内の至るところに温泉が点在しており、存分に湯治を楽しむことができます。
「温湯温泉郷」は400年以上続く温泉地で大きな共同浴場を囲むように、“客舎”と呼ばれる湯治用の宿が立ち並んでいます。
「落合温泉郷」は緩やかに流れる浅瀬石川沿いにあり、山裾に立ち並ぶひとかたまりの温泉宿は“黒石の奥座敷”とも呼ばれています。
「板留温泉郷」は浅瀬石川を挟んで落合温泉郷の対岸に位置し、宿から見渡す眺めが良く“美肌の湯”して古くから愛されています。
「青荷温泉」は“ランプの宿”で有名な山峡の秘湯です。岩魚や山菜を使った料理も人気の一つです。
青荷温泉 |
「ランプの宿」 |