※令和6年度のクマの目撃情報・被害情報などはこちらです
※次回更新は、冬期間に熊の出没等が確認されなければ、令和7年4月以降となります。
クマの出没にご注意ください
黒石市の山地にはツキノワグマが生息しています。
ツキノワグマは春先に冬眠から目覚め、主に4月~11月頃までの期間、山菜・昆虫・木の実などの食物を探して活発に行動します。山地に近い農地での作業や山菜採りなどで入山する際は、下記に挙げられる十分な対策をとり、被害にあわないようにしましょう。
クマに遭遇しないためには
クマは臆病な性格で、人の気配が近づくと隠れたり、逃げたりする場合が多い動物です。そのため、
〇 あらかじめクマの出没情報を確認して、危険な地域には入らない。
〇 クマの足跡や糞などを見つけた場合は、その場から離れる。
など、「クマに近づかない」ことに注意しつつ、
〇 必ず2人以上で行動し、1人では山には入らない。
〇 鈴やラジオなどを携行し、周りに音を出しながら行動する。
〇 野菜や果実の残渣のほか、食べ残しや食べ物のにおいのする容器等を放置しない。
〇 農地に収穫しない果樹、特に栗の木があれば伐採する。
など、「クマを近づけない」ための対策をとりましょう。
クマに遭遇してしまったら
もしもクマに遭遇してしまった場合は、
〇 大声を上げない。
〇 背中を見せて走らない。
の2点に注意しつつ、クマを注視しながらゆっくりと後退して、十分な距離を取りましょう。安全な場所まで移動した後は、農林課 農地林務係または黒石警察署へ連絡してください。
※クマのくわしい生態や出没時の対応につきましては、こちらの冊子をご覧ください。
※クマの被害にあわないための対策につきましては、こちらの冊子をご覧ください。
クマ被害防止のために
黒石市は、農業者の方を対象として、有害鳥獣の農地への侵入を防止する器材の整備を支援しています。農作物等への被害防止のため、ぜひご活用ください。
対象となる事業 | 補助率・補助上限額 |
電気柵の整備 | 経費の1/2(上限149,000円) |
爆音機、忌避剤、熊よけスプレー などの追払用具の整備 |
経費の1/2(上限99,000円) |
くわしい要件や申請の方法などにつきましては、農林課 農地林務係までお問い合わせください。
クマ以外の鳥獣を見かけたら
ニホンジカやイノシシなどの鳥獣も、人身および農作物等に深刻な被害を発生させる恐れがあります。農地などで見かけたり、食害を確認した時は、農林課 農地林務係まで連絡してください。