まだ食べられるのに捨てられている食品が多くあることをご存知ですか? 食品がごみになる理由の一つに、家庭の食事や外食における「食べ残し」があります。
食品ロスの現状
日本では、年間2,842万トンの食品廃棄物等が排出されています。売れ残りや期限を超えた食品、食べ残しなど、本来食べられたはずの、いわゆる「食品ロス」は約646万トン とされています。これは世界中で飢餓に苦しむ人々への世界の食料援助量(平成26年で年間320万トン)の約2倍に相当します。家庭からは1人1日当たり約139グラム、お茶碗一杯分のごはんの量に相当する食料がまだ食べられる状態でごみとして捨てられています。
黒石市の家庭から出る食品ロスは1人1日当たり約137グラムと全国の量と比べると下回っていますが、まだ食べられる食料がごみとして処理されています。
忘年会や新年会などでは「宴会五箇条」に取り組んで食べ残しゼロを目指してみましょう!
食品廃棄物の中でも「もったいない」の象徴である「食べ残し」を減らすよう取り組むことで、食べ物を大切にする意識や食への感謝の念が深まります。
- 黒石市は「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会
」に参加しています。