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みなさんのご意見紹介 「学校教育」

学校給食について

Q.私は4年前に黒石市に転入し、その頃は平成27~28年をめどに学校給食を開始するという案があるのを新聞で読みました。黒石に転入するときは学校が給食じゃないというためらいもありましたが、数年後には給食を導入するようだと希望をもって引っ越しましたが、白紙に戻ったようです。
 人口流出もとまらない黒石市において子どもを育てやすいまちづくりというのは最重要課題なのではないでしょうか。他の市町村と比べても黒石市は子育てがしづらいです。この事について、どのようにお考えでしょうか。(30代/女性)

 

A.本市は、平成27年度全会計黒字を目指して財政再建を最重要課題として取り組んでいますが、その中でも人口減少問題や子育て支援施策などはたいへん重要な課題として総合的に取り組んでいます。学校給食完全実施もその一つとして受け止めており、大多数の保護者の方々が学校給食完全実施を望んでいるのは十分承知しています。
 市教育委員会では、平成23年10月に弘前市と締結した「弘前圏域定住自立圏の形成に関する協定」に基づき、弘前市東部給食センターから給食提供を受けるための協議をしてきましたが、黒石市立小・中学校適正配置(統廃合)の方針が打ち出され、平成27年度からの実施が困難であるとの結論に達しました。
 もともと、学校給食完全実施は適正配置とは別の施策として進めていましたが、本市の厳しい財政状況や教育予算の合理的執行などを考慮すると、給食実施と適正配置は切り離して考えることのできない施策であると判断し、現在は適正配置が終了する予定である平成32年からの完全給食実施を目指して取り組んでいます。

(平成27年7月/担当・学校教育課)


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