地域エネルギー事業とは
地域に存在するエネルギー資源(太陽光・太陽熱、風力、中小水力、木質・畜産・廃棄物などのバイオマス、地熱・温泉熱、地中熱、未利用熱、雪冷熱等)を活かした、自治体や地元企業等の地域が主体となって実施するエネルギー事業のことをいいます。
パリ協定に基づく世界的な地球温暖化対策や近年の大規模災害の多発などエネルギーを取り巻く状況の変化により、従来の大型火力や水力、原子力などの大規模集中型エネルギーシステムに加え、地域に存在するエネルギー資源(再エネ、コジェネ、蓄電池等)を地域内で安定的かつ効率的に活用する分散型エネルギーシステムの構築が求められています。
地域におけるエネルギー事業は、まちづくりと一体的に進めることにより、地域活性化や脱炭素化、災害時のレジリエンス強化など、経済・環境・社会面における多様な価値の向上に加え、地域ブランド力の向上にも寄与する可能性があります。
(経済産業省 関東経済産業局より)
黒石地熱バイナリー発電事業について
市は、令和6年1月23日にGDI株式会社(旧株式会社地熱開発)と黒石地熱バイナリー発電事業に関する基本協定を締結しました。GDI株式会社が実施する市内沖浦字青荷澤内の既存の温泉井戸を活用した地熱バイナリー発電事業にあたり、必要な行政手続の支援を行い、発電事業を活用した地域の活性化を図ります。