ナビゲーションスキップメニュー

核兵器廃絶平和都市宣言

世界の恒久平和と安全は、人類共通の願望である。しかるに世界における「核」は、今や平和利用をはるかに越えて、核軍備拡大競争はとどまることなく、世界平和に深刻な脅威をもたらしている。

我が国は、世界唯一の核兵器による被爆国として、人類生存の危機をも招く核兵器の脅威と、今なお続く被爆者の苦しみを全世界に訴え、この人類社会において、かかる惨禍を再び繰り返させてはならない。

よって、私たちは日本国憲法の平和主義の精神に基づき、「非核三原則」を堅持していくことを強く希求し、我が黒石市域においては、いかなる国のいかなる核兵器も配備、貯蔵はもとより、飛来、通過することを拒み、核兵器の廃絶、軍備縮小と世界の恒久平和の実現を願う「核兵器廃絶平和都市」であることを、ここに宣言する。

 

平成二年七月十日 黒石市