これまでに、人に感染する「コロナウイルス」は、7種類見つかっており、その中の一つが、「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」です。コロナウイルスはあらゆる動物に感染しますが、種類の違う他の動物に感染することは稀(まれ)です。また、アルコール消毒(70%)などで感染力を失うことが知られています。
詳しくは、国立感染症研究所「コロナウイルスとは」をご覧ください。
感染経路
現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。
(1)飛沫感染
感染者の飛沫(くしゃみ、咳(せき)、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
(2)接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
※感染場所の例
電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなど
参考
新型コロナウィルス感染症に備えて~一人ひとりができる対策を知っておこう~(首相官邸HP)
新型コロナウイルス感染症の”いま”についての10の知識
新型コロナウイルス感染症に関する現在の状況とこれまで得られた科学的知見について、Q&A方式でとりまとめられています。新型コロナウイルス感染症の発生を予防するためには、一人ひとりのが正しい知識を身に着け、対策をとっていくことが重要です。以下の内容を参考に、感染予防にご協力ください。
新型コロナウイルス感染症の”いま”についての10の知識(PDF2806キロバイト)