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カタクリの小径

はじめに

カタクリの花の群生地は浅瀬石川地区の私有地です。

カタクリの花の見ごろの期間「カタクリの小径の会」のボランティアの方々が現地保護と環境維持をし一般公開しています。

そのため一般車両、徒歩などでの入山を禁止し期間中シャトルバスを運行しています。

見学の方はシャトルバスをご利用ください。

バス代金の一部は保存管理費として活用されます。ご理解とご協力をお願いいたします。

カタクリの花について

カタクリは、春の女王ともいわれるユリ科カタクリ属の植物です。
やや湿った所に群生し、鱗茎は長さ5センチメートルから6センチメートルの筒型楕円形で、地中に深くもぐっています。
葉は花茎の下部に2枚つき長楕円形、葉の表面には暗紫色の斑点があり、紅紫色の花びらは強くそり返り、雄しべは6個、基部近くには腺体があり、その上部に濃紫色のW字の斑紋があります。
花後は2ヶ月位で枯れ、来早春まで長いねむりに入ります。
発芽後花が咲くまで7年という長い年月を要し、野生では群生しますが一度激減すると再び復活させることは大変むずかしいことです。

 

カタクリの群生地

本市の新たな自然の魅力として、県内外から注目を集める「カタクリの群生地」を紹介

雪解けを待ちわびたように競って咲き誇るカタクリは、ユリ科カタクリ属の多年草。

1枚の葉ができるのに3年から4年、2枚目の葉ができるまでにさらに3年から4年かかり、7年以上の歳月を経て、ようやく可憐な紫紅色の花を咲かせる早春花です。

北海道から九州の各地、朝鮮から中国にも分布していますが、今では野生の群生地が減少し、希少な植物として注目されています。

ボランティアの手で公開実現

浅瀬石財産区が所有する雷山に、カタクリの群生があるのが知られたのは、平成12年の春。

広さが約3ヘクタールで、1か所にまとまった規模では、日本有数といわれています。

昨年は、この貴重な群生地を保護しながら、新たな本市の魅力としてPRしようと有志が集まり、ボランティア団体「カタクリの小径(こみち)の会」(丹羽正樹代表)を組織。
土地所有者である財産区の承諾を得たうえで、約20人のスタッフが倒木をよせ、ごみを拾い、チップをまいて遊歩道を整備しました。

山の自然を大切に

お願いとご協力を!

この群落は、浅瀬石財産区所有の山なので、勝手に入山できません。

虹の湖からのシャトルバスをご利用の方以外は見学できません。

遊歩道以外の場所は絶対に立ち入らないでください。

また、むきだしている根っこを踏み付けたり、歩きにくいからといって勝手に枝など折らないようにしましょう。

花はもちろん山菜など一切持ち帰ってはいけません。

お弁当のカラやジュースの空き缶などのゴミは持ち帰りましょう。

トイレは入口近くにありますのでご利用下さい。

原則としてタバコは指定の場所以外ではご遠慮ください。

マナーを守って貴重な自然を大切に保護しましょう。

カタクリの花が終わると牛が放牧され入口には錠がされます。
天候等により開花時期が変わるので事前にご確認ください。
団体の申込は事前に連絡ください。

ご協力をお願いします。

 

※群生地があるということは、自然が破壊されずそのままにあるという自然からもらったままのものです。

カタクリの小径散歩道のご案内

散歩道のご案内

人知れず、ひっそりと山中で咲いていたカタクリの群落を、2001年の春から世にデビューさせ、保護してゆくことになりました。

ズック、ウォーキングシューズなど山歩きに適した物をご準備頂き、順路に従ってご鑑賞ください。

お問合せ先

開花情報、バスの時刻、入山料等につきましては、下記までお問い合わせください。

道の駅 虹の湖公園事務所

電話:0172-54-2405

〒036-0402 青森県黒石市大字沖浦山神1-5