虹の湖には県内最大規模を誇り、津軽圏域の“みずがめ”といわれている浅瀬石川ダム、ダムの目的や役割について知ることができるダム資料館があります。また国道102号線沿いには工事用沈殿地跡を利用し整備された「虹の湖・ふれあい広場」があります。
浅瀬石川ダムの概要
浅瀬石川は南八甲田の櫛ヶ峰を源流とする滝ノ股川、御鼻部山に源を発する温川が合流した河川です。岩木川は、浅瀬石川・平川など大小の支川を合わせ十三湖を経て日本海に注ぐ、流路延長102キロメートル、流域面積2,540平方キロメートルに及ぶ屈指の一級河川です。
浅瀬石川上流にはわが国初の多目的ダムとして昭和20年に完成した沖浦ダムがありましたが、容量が小さく水需要に対する必要量を満たせず、また洪水調節能力面での機能拡大の要求も高まって、浅瀬石川ダム建設の計画が決定しました。
昭和46年に実施計画調査に着手し、昭和54年にはダム本体工事が始まり、以後18年の歳月と総事業費905億円の巨費を投じて最新の技術と新工法を結集し、昭和63年に治水と利水の役割を果たす多目的ダムとして完成しました。
浅瀬石川ダム資料館
森と湖、恵まれた自然環境の中で人と自然の大切なつながり、水のこと、ダムのしくみを楽しみながら学べます。
1階のダム放流シミュレーション模型は、実際の水を使って雨が降ってからダムの洪水調節終了までわかりやすく説明してます。2階の3D立体映像シアターは特殊なメガネをかけると迫力ある映像と音響を楽しむことができます。
またコンクリートで囲まれた堤体内も見学できます。(無料)
電話番号
0172-54-2338
道の駅「虹の湖」
平成5年4月22日道の駅として認定されました。
「道の駅」は、駐車・休憩施設と市町村等の各種振興施設とを一体的に整備するもので、単に休憩所としてだけでなく、ドライバーにさまざまなサービスを提供するとともに、地域の人々とのコミュニケーションの場として地域活性化の要となる重要な役割を持っています。
虹の湖公園「ふれあいの広場」は、「道の駅」にふさわしいものとして、国土交通省道路局より、道の駅「虹の湖」として登録証の交付を受けました。
浅瀬石川ダム「ダム湖ふれあいデー」
大盛況だった魚のつかみ取り |
親子でクイズラリー |
浅瀬石川ダム「ダム湖ふれあいデー」実行委員会が主催する「ダム湖ふれあいデー」が、ダムサイト公園や虹の湖公園などで開かれます。
この催しは、7月21~31日の「森と湖に親しむ旬間」にちなんで、毎年夏休み最初の日曜日に開催されています。
虹の湖公園へのアクセス
岩木川ダム統合管理事務所・浅瀬石川ダム管理支所
お問い合わせ
黒石市観光開発公社
〒036-0401 黒石市大字沖浦字山神1-5
電話・ファクス:0172-54-2348