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北の風土に育まれた
素朴な津軽系こけし


 津軽系こけしは、温湯(ぬるゆ)温泉を中心に広がり、故盛秀太郎翁により温湯こけしが作られました。形はいろいろありますが、アイヌ模様やダルマ絵、すそ広でふくらんだ胸などの形状は温湯こけしならではの造りです。また模様に津軽藩の家紋である牡丹の花が使われているものもあります。雪深い津軽の風土が生んだ津軽こけしは、工芸的な美と素朴な色彩が全国的にも高く評価されています。

津軽こけし館にある温湯こけしの数々
黒石市在住こけし工人
工 人 名 工房所在地 TEL
阿保 六知秀 黒石市花巻34-3 0172-54-8865
盛  美津雄 黒石市温湯字鶴泉6-1 0172-54-8349
奥瀬 陽子 黒石市柵ノ木1-51 0172-52-4385
山谷 レイ 黒石市温湯字鶴泉70 0172-54-8806
阿保 正文 黒石市上町12-3 0172-40-0018
全国11系統の伝統こけし
系 統 県 名 特   徴
津軽系 青森県  青森県温湯温泉や大鰐温泉を中心に作られ、1本の木で作る素朴な作りづけで、頭はオカッパだが、形、紋様など系統として統一されていないのが特徴である。
木地山系 秋田県  秋田県木地山に生まれ、頭部には赤い手絡に前髪を描き、胴には梅の花を描いた前垂れ模様と着物模様がよく知られている。
南部系 岩手県  岩手県花巻市や盛岡市が中心。頭がクラクラ動く、キナキナと呼ばれる無彩が伝統の南部系といわれている。重ね菊やヨダレ掛模様など描彩されたものもある。
鳴子系 宮城県  宮城県鳴子温泉を中心に多くの工人がいる。頭を回すとキィッキィッと鳴るはめ込み式で肩と裾が張った胴に重ね菊の模様を主流としている。
作並系 宮城県  宮城県作並温泉で発生し、山形系の指導を受け、それを基本に作並独特の系流を作り上げた。細胴の裾を絞ったものや、カニ菊と呼ばれる紋様が代表的である。
遠刈田系 宮城県  宮城県遠刈田温泉を中心に発達し、頭は比較的大きく、赤い放射状の飾りや、おかっぱ頭があり、重ね菊の胴模様と木目の模様が知られている。
弥冶郎系 宮城県  宮城県弥次郎部落に生まれ、太い直胴に描かれたロクロ模様や衿と裾を簡単に描き、頭部の太いロクロ模様は特徴的である。
山形系 山形県  山形市内や米沢市内で作られ、直胴と円柱形で、割鼻に紅花、牡丹、菊、梅の描彩が主流となっている。
肘折系 山形県  山形県肘折温泉が発祥の地で、肩の張った太い直胴に重ね菊を主としたものや、草花を描いたものがある。
蔵王系 山形県  山形県蔵王温泉に発達し、頭部は赤い放射状の飾りや黒いオカッパが多く、太い胴に桜くずしが描かれている。
土湯系 福島県  福島県土湯温泉に発生し、始祖といわれている故佐久間浅之助が残した「返しロクロ」という独特の模様が今日に伝わっている。

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