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こみせ通りの歴史的背景と概要【要約】


Ⅲ.こみせ通りの建物

1.間取りと内部の特徴
こみせ  こみせ通りの商家は、通り土間に沿って部屋が並ぶという間取りが典型的です。間口の大きさによって、1列または2列に店や座敷が配置され、坪庭を設ける場合もあります。
 通り土間は、冬季積雪期間の生活に欠かすことのできない通路であり、坪庭は、間口が小さい屋敷において屋内採光上有効であるということです。
 通り土間には天井を張らずに梁組を見せていることも、特徴の一つです。梁や胴差し、小屋束が整然と組まれていて、木の美しさと当時の匠の技を実感できる、魅力ある空間です。
2.外観の特徴
 屋根は切妻造が主体で、妻入りと平入りが混在しています。間口が大きい家は妻入り、間口が小さい家は平入りが多くなっていますが、これは、冬場の雪降しの都合によります。主屋のわきに余裕がある場合は、その部分に雪を溜めておくことが可能ですが、隣家と接近して建っている場合は、道路側や屋敷の奥のほうに雪降ろしをすることになるのです。
 主屋や店舗は、木造真壁造が主流で、外壁は土壁中塗仕上げ、しっくい仕上げ、板張りです。土壁やしっくい仕上げの土蔵は、雪の被害から守るために屋内に取り込まれていることが多く、景観上は目立つ存在にはなっていませんが、工夫を凝らして丁寧な仕上げを施した、素晴らしい意匠の土蔵が数多く残っています。
3.こみせの構造
 中町の景観は、こみせによって大きく特徴付けられています。
商家のファサード(道路側の正面)や町並み景観を形成する大きな要素であるこみせは、主屋1階の高さに合わせてひさし屋根を設け、これを1間から1間半ごとに立ち並ぶ柱によって支えます。幅は1.6メートル前後、軒高2.3メートル前後、屋根勾配は2寸勾配前後、天井は垂木表しです。軒の出は0.5~0.6メートルで、軒先が道路にはみ出しています。前堰(現在は側溝)に雨だれや雪を落とすため、このような形になっています。
こみせ通りの歴史的背景と概要
目 次
Ⅲ.こみせ通りの建物【詳細版・PDF】
Ⅳ.こみせ通りの変容と現状

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