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こみせ通りの歴史的背景と概要【要約】


Ⅱ.「こみせ」とは

1.こみせと雁木
こみせ  通りに面した町家の正面に設けられたひさしを、青森県や秋田県地方ではこみせと呼んでいます。同じものが、新潟、長岡、高田では雁木と呼ばれるなど、地方によって呼び名が違います。
 ひさし下の空間は、商店の一部として商業発展的な目的をもつばかりでなく、積雪時の貴重な歩行通路となります。その有用性のために、積雪地帯において維持されてきたといえます。
2.こみせの形
 黒石のこみせは、主屋の1階の高さに合わせてひさしをつけた「落とし式」となっています。陣屋の建設と同時に、冬期間の歩行通路を確保するために作られたものですので、道路上に短時間で建設できる形が採用されたのです。こみせ自体の構成はシンプルですが、吹き込む雪を防ぐために落とし込む「しとみ」や、幕板、欄間風の細工、庭への入り口部分に設けられた入母屋屋根など、通り全体の統一性を保ちつつ家ごとに個性のある、すぐれた意匠となっています。
3.こみせの空間
 現在、こみせは個人の建物の一部です。そのこみせが連続することによって作られるこみせ通りは、多くの人々に利用される曖昧で不思議な空間です。夏の日ざしや雨を遮り、冬は雪を避けて通行できるかけがえのない歩行通路です。知人とのあいさつや情報交換の場、子どもたちの遊び場にもなり、また、買い物がしやすくなるという商売上の利点もあります。中間領域的な性質を持ち、さまざまに機能するこみせ通りは、人々にとってなくてはならないものでした。
こみせ通りの歴史的背景と概要
目 次
Ⅱ.「こみせ」とは【詳細版・PDF】
Ⅲ.こみせ通りの建物

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