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真実を求め続けた良心的存在 秋田 雨雀(あきた うじゃく)

   みつばちの巣箱にわれは耳あてて
     はるかにもきく春のおとずれ

 雨雀は「みつばちの子」に明るい未来を見る思いであった。
 昭和26年、その子供たちに一篇の詩が送られた。
 
  蜜蜂の子の巣立つ朝
  蜜蜂の子の声を聞け
  愛と自由に飢えて起(た)つ
  蜜蜂の子の声を聞け
  愛と自由の蜜をもて
  巣箱に帰る日を待とう
  蜜蜂の子の巣立つ朝
  蜜蜂の子の声を聞け


「日本の社会における一つの良心的存在として生きたい」と語った雨雀は、平和と愛、正義と美の永遠の探求者として、1962(昭和37)年5月12日、79年の生涯を終える。
 なお、雨雀は1960(昭和35)年、黒石市の誇るべき先人として黒石市名誉市民に推戴すいたいされた。

 (執筆者 蒔苗貫)

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